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2005 Jan 05 Wed_ [D]私の中の彼に黙祷心の痛みに耐えかねて、脳内から麻薬が分泌されはじめたらしい。 なんだか奇妙にハイテンションである。 ホルモンバランスから一ヶ月で一番ブルーになるこの時期、いつもなら誰とも口を利かないで殻の中に閉じこもり、文字通り「会社的引きこもり」(会社の中にいながら自分の中に引きこもる)と化しているはずなのだけど、今日なんて日頃全く会話しないような子にも自分から話題を振ってみたり、毛嫌いしている男性にもちゃんと笑顔で応対したりして、気持ち悪いくらい愛想のいいニコニコOL役になりきっていた。 ・・・失恋の意外な効用。 _ こんな風に、突然親しかった誰かと一切の連絡をとれなく(とらなく)なることと、突然その親しかった誰かが死んでしまうことの間には、私の人生の中においてその意味にいささかも違いは無いような気さえしてくる。 その人が自分の目の届かないところに行ってしまうということは、その人の温もりや息づかいを永遠に感じることができなくなるということは、その人が私の名前を呼ぶ声を聞くことがもう二度とないであろうということは、 ただ私という視点からだけ考えれば、その人の肉体的な死とどれほどの違いがあるというのであろう。 _ ところで彼は本当に存在したのだろうか?
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